侍ジャパン、3連勝で1位突破決定!吉田正尚が逆転2ラン 天覧試合で豪州との無敗対決制した

[ 2026年3月8日 21:43 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   日本4ー3オーストラリア ( 2026年3月8日    東京D )

<日本・豪州>7回、逆転2ランを放つ吉田(撮影・木村 揚輔)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は8日、東京ドームで1次ラウンドC組が行われ、大会連覇を狙う野球の日本代表「侍ジャパン」はオーストラリアに4―3で勝利した。「4番・左翼」で出場した吉田正尚外野手(32、レッドソックス)が0―1の7回に逆転2点本塁打を放った。通算3勝0敗でC組1位が確定。試合前の時点で進出が決定していた準々決勝へ大きな弾みをつけた。

 8―6と点の取り合いになった7日の韓国戦から一転。オーストラリアとの“無敗対決”は中盤まで互いに得点を奪えない投手戦となった。日本の先発は2大会ぶりに日の丸のユニホームを背負うチーム最年長36歳の菅野。巨人時代の24年10月21日のCSファイナルS第6戦・DeNA戦以来、503日ぶりの東京ドームのマウンドに立った。初回に連打から2死一、三塁とされたが冷静に遊ゴロに打ち取り得点を許さなかった。同じく昨季まで巨人に所属した岡本の好守にも盛り立てられ、4回4安打無失点。50球を投げ終え2番手の隅田にマウンドを託した。

 打線はなかなか好機を生かせない。4回に2死満塁で大谷が打席に立ったが、相手の投球後に飛び出していた二走・牧が捕手の送球でアウトに。先制点は奪えなかった。

 試合が動いたのは6回。1死から相手3番・ホワイトフィールドに右翼への二塁打を許すと、直後の打者の場面で三盗を仕掛けられた。ここで捕手・若月の送球がそれてしまい、ボールがグラウンドを転々とする間に先制点を奪われた。

 日本を救ったのは頼れる4番だ。1点ビハインドのまま迎えた7回2死一塁、吉田が内角低めのスライダーを右翼席に軽々と突き刺す。2試合連発となる逆転2ランで東京ドームを歓喜の渦に巻き込んだ。8回1死一、三塁には代打の佐藤輝が左翼に適時打。ナインの“お茶たてポーズ”にスタンドの声援はさらにヒートアップした。続く満塁の場面でも鈴木が押し出し四球を選び、リードをさらに広げた。

 8回に登板した種市は3者凡退斬り。最後を締めた大勢はソロ本塁打を2本浴びたものの1点差で逃げ切った。

 この試合を天皇、皇后両陛下と愛子さまが観戦された。天皇陛下が野球などを観戦される「天覧試合」は1966年11月に昭和天皇が香淳皇后と全日本―ドジャース戦を観戦して以来、59年4か月ぶり。特別な一戦で侍ジャパンが輝きを放った。

 ▼吉田正尚 重苦しい雰囲気でしたので(本塁打を打てて)良かったです。タフなピッチャーが続いていたので、なんとか自分自身のベストスイングをしようと思った。それが結果的にホームランになったので、本当に運が良かった。こういう国際大会はこういう厳しいゲームがたくさん続く。最後のゲームセットになるまで、みんな諦めていなかったと思う。勝てたことが一番。みんなでつかんだ勝利だと思いますし。マイアミでの厳しい戦いも続きますけれども、一戦必勝で、みんなで力を合わせてやっていきます。

 ▼井端弘和監督 ずっと良いところで吉田選手が打ってくれている。頼もしいなと改めて思った。(投手については)ランナーを出しながらも粘り強く菅野投手が投げてくれたし、隅田投手は1点取られたが、ボール自体は凄く良かった。制球も凄く良かったので、次の登板には期待できるなと思う。(連投の種市は)昨日と今日でどう違うかな、という形で見ていたが、昨日と変わらないボールを投げていたし、切れは抜群だった。(10日のチェコ戦へ)今日もミスが少しあったので、そういうところは一発勝負では命取りになると思う。そういうところをなくして臨みたい。

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