阪神 新助っ投モレッタが“笑撃”甲子園デビュー「ちょっと気持ちが高ぶり過ぎて…」三塁ベンチへ

[ 2026年3月8日 05:15 ]

オープン戦   阪神1―0ソフトバンク ( 2026年3月7日    甲子園 )

<神・ソ>8回、三塁側ベンチへ向かいかけたモレッタ(中央)は佐野に引き止められる(撮影・大森 寛明)
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 4万人がどっと沸いた。守護神候補の新外国人モレッタ(パイレーツ)が、甲子園で初登板。1―0の8回に登場し、1回無失点。2死二塁からオスーナを内角ギリギリの直球で見逃し三振に斬るとグラブを2度叩いて三塁ベンチへ…。そう、軽やかな足取りで向かったのはソフトバンク側のベンチだった。

 「すみません。ちょっと気持ちが高ぶり過ぎて間違えちゃいました」。駆け寄った佐野に指摘されて間違いに気づき、場内から笑いが起こった。藤川監督も笑みを隠さず一塁ベンチから飛び出して“戻ってこい”のジェスチャー。本人は照れながら方向転換し、「監督にもお手数をおかけして、すみませんでした」と平謝りした。

 投球でも沸かせた。先頭打者の左の代打・笹川へのカウント2―2からの5球目は、外角低めに逃げながら曲がり落ちた。得意の「逆方向スライダー」で空振り三振に斬り、「自分の投球スタイル」と胸を張った。昨季までプレーした古巣パイレーツの本拠地・PNCパークは、ホームが三塁側。闘志あふれるドミニカンは、昨季までの習慣で三塁側に足を向けたのかもしれない。日米通算245セーブの藤川監督は「生粋のリリーバーですから。自分が最高潮に達する、ゾーンみたいなところに持っていってもらいたいのが一番」と、その気迫を買う。

 初めての甲子園のマウンドを終え、「オープン戦にもかかわらず、お客さんがいっぱいいる中で投げられたので楽しめた」とモレッタ。その投球と愛されキャラで、開幕後も楽しませてくれそうだ。 (大林 幹雄)

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