あれ?打球はどこ?マリナーズ右腕がユニホームでライナー性の打球をキャッチも記録は安打に…なぜ?

[ 2026年4月23日 15:56 ]

ア・リーグ   マリナーズ5×-4アスレチックス ( 2026年4月22日    シアトル )

アスレチックス戦に先発したマリナーズ・ギルバート(AP)
Photo By AP

 マリナーズのローガン・ギルバート投手(28)が22日(日本時間23日)、本拠でのアスレチックス戦に先発。打球がユニホームに入り込むアクシデントに見舞われた。

 ギルバートは初回、四球と安打で無死一、三塁のピンチを招くと、打席にコルテスを迎えた。1ボール2ストライクからの5球目、コルテスが真ん中付近に来たカーブを強振すると、打球速度107・8マイル(約173・5キロ)のライナー性の鋭い打球は投手・ギルバートの元へ。右腕は打球を弾いたと思い、マウンド上で跳びはねるようにしながら辺りをキョロキョロと見渡し打球の行方を確認した。

 ただ、グラウンドのどこにも打球はなく、あったのは自身のユニホームの中だった。ボタンとボタンの隙間からボールを引っこ抜くように取り出し、審判に手渡した。

 このプレーは投手強襲の投直でアウトかと思われたが、記録は投手への内野安打となり、無死一、三塁から満塁にピンチが広がった。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」は打球や送球が選手やコーチのユニホームの中に入った場合は「アウト・オブ・プレー(プレー停止)」とタイムが宣告されると紹介。走者の進塁については審判の裁量に委ねられると説明した。

 審判団の協議の末、走者は一、三塁だったことから、コルテスの安打により、一塁走者のみ二塁に進む形になった。
 
 ギルバートはその後、ソダーストロムの中犠飛、マクニールの適時打で初回に2失点。3回にも失点し、4回3失点で降板したが、マリナーズは打線の奮起により、サヨナラ勝ちを収めた。

 試合後、ギルバートは「あまりに一瞬のことで、何が起きたのか分かりませんでした」と振り返り、打球がユニホームに入り込んだ際のルールは「知らなかった」と語った。

 また、打球がユニホームの中に入り込んだだけでなく腹部に打撲を負ったことも明かした。そして、記録が安打になったことに関しても「時速110マイル近い打球を打たれたのなら、アウトを取る資格があるとは思えない」とコルテスとの勝負は“負け”と受け入れた。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年4月23日のニュース