【侍ジャパン】鈴木誠也2打席連続本塁打&決勝押し出し四球!8日豪州撃破で1位突破だ

[ 2026年3月8日 05:00 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   日本8―6韓国 ( 2026年3月7日    東京D )

<日本・韓国>3回、大谷は同点ソロを放ち、鈴木(右)とタッチを交わす(撮影・須田 麻祐子)
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 侍ジャパンは7日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドで韓国と対戦し、8―6で逆転勝利を収めた。カブスの鈴木誠也外野手(31)は初回、3回に2打席連続本塁打をマーク。7回には決勝の押し出し四球で計4打点を挙げ、打線をけん引した。前回大会は左脇腹を痛めて辞退した大砲が大暴れし、チームは2連勝で1次ラウンド突破に王手をかけた。

 侍にはこの男もいる。鈴木が2打席連発弾に、決勝の押し出し四球。韓国との激しい乱打戦で、強烈な存在感を発揮した。

 「こういう試合になるのは想定していた」。3点を先制された直後の初回1死二塁、自身のWBC1号となる2ランを右中間へ運んだ。プレミア12、五輪に続く3大会制覇弾に「つないでいこうという形で打席に入った」。流れを変える一発に、同い年のドジャース・大谷も「一番大きかった。あれで自分自身も他のメンバーも集中できる環境が整ったと思う」と感謝した。

 つなぐ意識でも逆方向へ本塁打。力自慢だらけのメジャーでもまれてきた成果を大一番で発揮した。22年シーズンから戦いの場を移した右打者は「ホームランを打たないとアメリカの選手になめられる。“お前らより飛ばせるよ”というのを見せたい」とやってきた。「“お前、ノーパワーだな”と(周りに)見せつけられるように」。3回2死からは左翼席へ一時勝ち越しとなるソロ。右に左に2打席連発を決め、強化試合を含めて韓国戦11連勝を呼び込んだ。

 昨季はメジャーで日本選手の右打者では初の30本塁打&100打点超えをマーク。オフは取材をほとんど受けず「冬眠してました」と笑わせたが、理由があった。「何とも思わない。いろいろな経験はできたけど、30本塁打、100打点は言われたくない」。現状に満足していなかったからだった。日本時代より大きくなった体にも「軽トラみたいな体」と表現。「高級車になりたい。スポーツカーに」とさらなる馬力を求めてトレーニングに臨んだ。

 「彼(大谷)だけに背負わせるつもりはない」と頼もしい右の主砲。大谷が申告敬遠、近藤も四球を選び、回ってきた7回2死満塁では「決めたい気持ちもあったけど、冷静に」と決勝点となる押し出し四球を選び、小さく右手を握った。初回のアーチに感情を爆発させ「(お茶たてポーズを)忘れてましたね。さっき北山さんに謝っておきました。怒ってました」と笑った。

 23年は故障で無念の辞退。「前回の悔しさもあるので。気合を入れてこれからの試合も頑張りたい」。背番号「51」は世界の頂しか見ていない。(小野寺 大)

 ≪日本のC組1位が確定データ≫日本は8日にも準々決勝進出が決定する。デーゲームで台湾が韓国に勝てば、日本の2位以内が確定。韓国が勝った場合はオーストラリア戦に勝利すれば突破が決まる。この場合、最終成績で日本と韓国かオーストラリアが3勝1敗で並ぶ可能性があるが日本は両国に勝利しており当該チーム同士の成績で日本のC組1位が確定する。

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