回またぎも任せろ!日本ハム・福谷浩司が2回完全投球で示した確かな成長「自分にとって大きな登板」

[ 2026年3月7日 20:57 ]

オープン戦   ロッテ3―5日本ハム ( 2026年3月7日    エスコンF )

オープン戦<日・ロ>4回、2番手で登板した福谷(撮影・高橋 茂夫)
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 やってきたことは間違いではない。確かな成長を実感する28球だった。日本ハムのベテラン右腕・福谷浩司(35)が、3―0で迎えた4回から2番手で登板。2回無安打無失点1奪三振、バックの好守にも助けられながら打者6人を完璧に封じる好リリーフを披露した。

 「回またぎをする、できるということが結構大きな意味を持つと思うので。できて良かったなと思うし、自分にとっても大きな登板だと思うので続けられるように頑張ります」

 中日からFAで加入1年目だった昨季は14試合に登板。ビハインド、火消しなどさまざまな役割を経験した中、回またぎとなった昨年4月13日の西武戦(エスコン)は1回2/3を6安打4失点(自責1)、6月5日の阪神戦(同)は2回4安打3失点(自責2)と、ともに失点を喫していた。

 「いろいろなことができるような体づくりをしたいなと思ったんです」と、福谷は振り返る。先発、リリーフとチームに求められた場所で臨機応変に対応できるよう、昨季終盤から一から肉体改造に励んできた。この日は2イニング目も球威は落ちることなく、右腕は「それが成果として出たんだったらうれしいこと」と、嫌なイメージも払しょくしてみせた。。

 新たな試みにも取り組んだ。4回2死で迎えた4番・山口に対しては1ストライクからクイックで外角スライダーで空振りを奪い、変化球を意識させたところで、最後はクイックで高め直球で空振り三振を奪った。昨年も走者なしの場面で打者のタイミングを外すクイック投法を用いたことはあったが、「こんな露骨にやったのは初めてじゃないですか?」と、冷静に振り返る。

 「少しでも早く、良い勝負の付き方ができるように。粘り強く投げるのは売りなんだけど、やっぱりリリーバーとしてこのチームで勝っていくためには(早めに)仕留めなくてはいけないと思う。その練習は引き続きしたいなと思います」と、福谷はその必要性を言う。今年1月9日で35歳となったベテランだが、探究心が尽きることはない。まだまだ成長できることを証明し、優勝のピースとなる。

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