【センバツ】大阪桐蔭は「吉兆」しんがり登場で熊本工と対戦

[ 2026年3月7日 05:30 ]

<第98回選抜高校野球抽選会>対戦が決まり健闘を誓う熊本工・井藤啓稀主将(左)と大阪桐蔭・黒川虎雅主将(代表撮影) 
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 第98回選抜高校野球大会(19日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われた。2年ぶり出場の大阪桐蔭は1回戦最後のカードで熊本工と対戦する。第6日第1試合で「しんがり登場」となった17、22年は優勝しており、「吉兆枠」となった。

 選抜史において不吉な「32番」も、絶対王者には当たりクジに変わる。大阪桐蔭は、出場32校中しんがり登場を示す32番に入った。初戦から熊本工との名門対決も「けっこう最後になることが多いんですよ」と西谷浩一監督に動じる様子はない。それもそのはず。選抜で出場校最後の登場となったことは過去3度(36校出場の13年を含む)あり、そのうち第6日第1試合の初戦から2度優勝。吉兆の出番順なのだ。

 一般的に最後の登場は日程が過密になるため不利だ。実際、出場校数が32以上で定着した83年以降、しんがり登場で優勝したのは02年報徳学園(兵庫)、17、22年大阪桐蔭の3例しかない。今回も決勝まで進めば、24日の初戦から8日間で5試合を戦うことになるが、西谷監督は「初戦を勝たないことには日程も詰まらない。詰まっていけるように」と連戦を心待ちにした。

 17年は徳山壮磨(元DeNA)、22年は前田悠伍(ソフトバンク)が決勝戦の勝利投手になり、しんがり登場からの優勝に導いた。過密日程には大黒柱の奮闘が不可欠。今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・吉岡貫介(3年)は「結果を求めたい」と甲子園初登板へ意気込んでいる。

 西谷監督は「選抜の初戦は本当に難しい」と警戒。それでも九州勢には春夏通算11戦11勝のデータも初戦突破を後押しする。春夏通算10度目の優勝へ、西の横綱らしく、最後の最後に堂々と現れる。 (河合 洋介)

 ◯…大阪桐蔭は春4度の優勝経験があり、今大会を制して5度目の春制覇なら東邦(愛知)に並ぶ歴代最多タイとなる。また、ここまで春夏通算9度の優勝。春夏通算10度の優勝なら、中京大中京(愛知)11度に続く大台到達となる。

 ◯…大阪桐蔭は過去に九州勢と春夏通算11度対戦(福岡2、佐賀1、長崎1、熊本3、大分1、鹿児島1、沖縄2)し、全勝中。

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