阪神・藤川球児監督「顔も名前も背番号も関係ない」激励会でOP戦残り10試合サバイバル指令

[ 2026年3月6日 05:15 ]

激励会であいさつする藤川監督(撮影・後藤 正志)
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 阪神・藤川球児監督(45)が5日、大阪市内で開かれた球団激励会で、開幕1軍を懸けたサバイバルの開戦を宣言した。第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する坂本、佐藤輝、森下は、決勝進出した場合、1軍最短合流は21日のオリックス戦(京セラドーム)。3選手不在の中、きょう6日ソフトバンク戦は今春初めて甲子園でのオープン戦となる。若虎や1軍当落線上の選手が生き残りを懸ける10試合が、幕を開ける。

 シックな黒のスーツに身を包んだ藤川監督は、熱い思いを言葉に乗せた。恒例の球団激励会。秦オーナーに続いて壇上に立ち、ぐるっと会場を見渡しながら、語り始めた。

 「(侍3選手の)帰りを待ちたいと、言いたいところだが、本当はそこまで思っていない。平田2軍監督はいつも言う。“今のチャンスがいつまでもあると思うな”と。育成選手から助っ人選手、ベテランも、始まったら全て一緒。顔も名前も背番号も関係ない」

 きょう6日に1次ラウンド初戦で台湾と戦う坂本、佐藤輝、森下の名を列挙した上で、サバイバルの開戦を宣言した。猛虎は現状、遊撃と左翼のレギュラーが固まっていない。加えて今春はチームから3選手がWBCに出場するためオープン戦では捕手と内外野1枠ずつの3ポジションでも出場機会がある。

 開幕1軍を争う選手たちにとっては絶好のアピール機会となる。本職ではなくとも、起用された位置で結果を出せば指揮官の頭脳に戦力として刻まれる。起用の優先度も上がるだろう。実績の少ない若虎にとって「3・27」を懸けた争いは是が非でも勝ち抜きたい。

 実際にこの日は昨秋キャンプから高評価してきた百崎に代えて、植田を初昇格させた。指揮官は「(今後は)言えない」とけむに巻いたが、今後もファームで調整中の実績組と若手の入れ替えを頻繁に行う可能性は高い。

 侍ジャパンがWBC決勝に進んだ場合、1軍帰還は最短でも21日のオリックス戦が有力だ。そのため開幕1軍枠を争うオープン戦は10試合。虎将が頭を悩ませる熾烈(しれつ)な争いが、チーム力の底上げにつながる。 (八木 勇磨)

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