【WBC】無欲の“二刀流軍団”が旋風起こす チェコ監督「過去3年を無駄にしていないことを証明する」

[ 2026年2月7日 07:00 ]

チェコ代表のパベル・ハジム監督
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 3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の全47試合を日本国内で独占ライブ配信する米動画配信大手「Netflix」(ネットフリックス)は6日、YouTube公式チャンネルで出場各国の監督のインタビュー動画を公開。日本と1次ラウンドで対戦するチェコ代表のパベル・ハジム監督(54)は母国の歴史をつくるため、無欲の進撃を誓った。

 ネットフリックスはWBCを盛り上げようと、SNSなどでさまざまなコンテンツを配信。前回大会で侍ジャパンが世界一に輝いたことから「世界の監督に聞く、SAMURAI包囲網 2026ワールドベースボールクラシック」と題し、YouTube上で各国の監督が侍ジャパンの連覇を阻止すべく、意気込みや胸中を語る動画を公開した。

 前回大会での印象は記憶に新しい。本業が神経外科医のハジム監督はじめ、消防士や教師、歯科医などほとんどの選手が野球以外の本業を持つ“二刀流軍団”は大会に大きな足跡を残した。1次ラウンド初戦で中国を破って歴史的な大会初勝利をマーク。同ラウンド敗退とはなったが、さわやかな戦いぶりは観客のみならず、各国野球ファンの胸を打った。

 指揮官は「23年の大会が全てを変えました」と振り返り「野球をする子どもたちは2倍に増え、ファンは10倍になりました。全てがこの大会のおかげ。東京、そして日本のおかげです」と言葉をかみしめる。メジャー経験者はアスレチックスなどで815試合に出場したエリック・ソガードのみで、アマチュアの選手も多かったが、中国戦の9回に逆転3ランを放ち、歴史的勝利を呼び込んだ歯科医のマルティン・ムジーク。大谷から三振を奪った電気技師のオンジェイ・サトリア、チェコ出身で初のNPB支配下登録選手となった元巨人のマレク・フルプなど、随所に実力を見せ、同時にチームとしての可能性も示した。

 監督は今大会に向け「目標は過去3年を無駄にしていないことを証明する」と掲げた。前回大会では、佐々木朗希がウィリー・エスカラに162キロの直球で死球を与え、後日、大量のお菓子を手渡し謝罪したことや、大谷翔平が決戦の地・マイアミに到着した際にかぶっていたチェコ代表の帽子が、WBC公式オンラインストアで全サイズが完売となるなど、球場内外でも大きな話題となった。「日本のファンやNPBからのサポートのおかげで成長したことを見せたい。世界中で日本のファンが一番だということが明らかになるでしょう」と穏やかな笑みで語った。

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