ドジャース・大谷 新怪物撃ち!ブルワーズ・ミジオロウスキーと初対戦いきなり先頭弾31号

[ 2025年7月10日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース1―3ブルワーズ ( 2025年7月8日    ミルウォーキー )

初回に31号本塁打を放つドジャースの大谷(AP)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)は8日(日本時間9日)、ブルワーズ戦で最速165キロの大型新人右腕ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)と初対戦し、初回に31号先頭打者本塁打を放った。その後は空振り三振、四球で新怪物と3打席の勝負を楽しんだ。球団の前半戦最多本塁打記録を更新した一方、チームは今季ワースト5連敗を喫した。

 静寂が大歓声に変わった。大谷とミジオロウスキーの初対決。2メートル1、89キロの細身の長身右腕が投じた初球は、見逃しストライク。いきなり100・3マイル(約161・4キロ)を計測した。
 2球目は低めのボールゾーンのカーブを空振り。2球で追い込まれたが、3球目のカーブを強振し、バックスクリーンにぶち当てた。431フィート(約131・3メートル)の特大弾だった。

 大谷 球種問わずストライクをしっかり振って、難しいボール球はなるべく手を出さない。シンプルだけど、そこに尽きる。どの球種もアグレッシブに素晴らしい球種で、何よりも制球が良かった。

 デビューから史上初の11イニング連続無安打投球を達成して話題となった、メジャー1年目の剛腕。その怪物に対して初打席で結果を残せたのは、ストライクゾーンに来たボールに対し、フルスイングするスタイルを貫いたからだ。大谷の言葉通り、狙い球どうこうではない。2球続いたカーブは、軌道が頭に残っていた。甘く入った曲がり球をミスショットしなかった。昨年6月には昨季新人王のパイレーツのスキーンズとの初対戦で、2打席目にバックスクリーンに本塁打。またしても、怪物新人を攻略した。

 今季9本目、通算21本目の先頭弾。5日に31歳になってから初の一発は、前半戦の31本目となり、19年のベリンジャー(現ヤンキース)の30本を超え球団史上最多となった。

 3回無死二塁の2打席目は8球目に同じカーブで空振り三振。「欲を言えば最悪でも進塁打を打てれば。(二塁走者を還せれば)2―0で少し違う展開になっていた」と厳しい表情だった。6回の3打席目は内角直球を見極め、四球を選んだ。怪物との名勝負は3打席で終わったが、そのたびに球場が沸いた。

 大谷は言った。「しっかりボール球は見極められている。そういう打席が増えれば安打におのずと近づくし、本塁打も増えると思う。クオリティーの高い打席を増やせればいい」。全米注目の怪物対決。後半戦開幕の18~20日(日本時間19~21日)に再び3連戦が待っている。(柳原 直之)

 ▽大谷VSスキーンズVTR 昨年6月5日、PNCパークでのパイレーツ戦で初対戦。第1打席は3球三振も、第2打席で100・1マイル(約161・1キロ)の直球を中越え2ラン。大谷は怪物新人右腕について「素晴らしいボールだった。スピードよりアングルやリリースポイントが特徴的で、それを頭に入れてスイングした」。スキーンズは「力と力の勝負。脱帽しなければいけない。彼はとてもいい選手だ」とコメントした。

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