阪神・才木 火曜日の男へ「ええピッチャーから6連戦、そら普通やろ」岡田監督“エース”指名

[ 2024年6月24日 05:15 ]

笑顔でキャッチボールでを行う阪神・才木(撮影・後藤 正志)
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 阪神は23日のDeNA戦(甲子園)が天候不良で中止になったことを受け、岡田彰布監督(66)が先発ローテーションの再編に着手した。先発予定だった才木浩人投手(25)を、25日の中日戦(倉敷)に変更。最も重視する一週間の最初のゲームへの配置転換は実質的な“エース指名”で、曜日別で最も勝率が悪い火曜日の戦況打開を図る。首位の広島は中日に敗れて2ゲーム差。才木が首位奪回へけん引する

 「新・火曜日の男」で一週間のスタートダッシュを決める。雨天中止を受け、岡田監督がローテーションを再編。この日の先発予定だった才木を、25日の中日戦に回すと明かした。

 「今度、(6連戦の)頭いくよ。火曜日。倉敷になるけど。そら、一回飛ばしたら、もったいないから」

 目下8連勝中で両リーグ単独トップ8勝と絶好調の右腕に現状打破を託す。火曜日は11試合で3勝6敗2分け(勝率・333)と曜日別で最も成績が悪い“鬼門”。6連戦の初戦を取って、チームに勢いを――。後手に回りがちな悪い流れを断ち切りたいという、指揮官の思惑がうかがえる。昨季のセ・リーグMVPで、4月2日のDeNA戦を皮切りに今季の火曜日の全試合で先発してきた村上は、木曜日の27日中日戦に回ることになった。

 「こういう状態(雨で中止)になったから、ええピッチャーから6連戦、そら普通やろ。先に勝っていった方が良いわけやから」

 岡田監督から全幅の信頼を寄せられている才木。“エース指名”を報道陣から伝え聞くと「凄くありがたい」と最敬礼だ。重要な6連戦初戦。相手球団も25日の小笠原をはじめ、エース級の先発が予想される状況でも普段通りを強調した。

 「やることは変わらない。とりあえず長いイニングをしっかり投げられるように7回、8回、完投と、しっかり試合をつくっていければ良い。いつも通りのピッチングで」

 この日締め切られた球宴のファン投票は、最後に中間発表が行われた21日の時点で先発投手部門トップ。DeNA・東に18万票以上の差をつけて独走している。「火曜日」を任されることで、7月23日の球宴第1戦(エスコン)にも中6日で向かうことが可能。「火曜日に投げたら、また中6日で回ると思う。普段通りに戻るので、次の火曜日だけしっかり投げれるように準備できたら」と語った。

 今季は登板日に雨に見舞われることが多く、この日も雨天中止となったことで、「(他の選手に)3代目と言われました」と苦笑。「雨柳さん」こと青柳、「大雨降太郎」こと大竹に続く第3の「雨男」襲名は「そんなはずはないんですけどね…僕は認めないです」とやんわり拒否した。

 今季、チームの連敗を止めること4度。「連敗ストッパー」から「連勝スターター」へと役割を変え、2位からの再浮上に導く。(杉原 瑠夏)

 《曜日別で火曜日は最低勝率》今季の阪神は曜日別の勝率で火曜日が・333で最低。リーグ優勝した昨年は西勇10、村上6、西純4、青柳2の4投手が先発を務め、勝率・636(14勝8敗)でシーズン勝率・616を上回っていた。

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