巨人 15残塁拙攻で5カードぶり負け越し かつて13連敗した“鬼門”マツダで今季もいまだ勝ちなし

[ 2024年5月18日 17:17 ]

セ・リーグ   巨人3―4広島 ( 2024年5月18日    マツダ )

<広・巨>9回、逆転のチャンスに空振り三振に倒れた萩尾(撮影・西川祐介)
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 巨人は広島に敗れて2連敗。5カードぶりの負け越しが決まり、貯金が3に減った。今季最多14安打を放つも15残塁の拙攻だった。

 2017年から18年にかけて13連敗を喫し、昨季も3勝9敗だった“鬼門”マツダでは今季もここまで0勝3敗2分け。白星が遠くなっている。

 2回に坂本と岸田の安打でチャンスをつかみ、ドラフト4位の新人・泉口がプロ初打点となる右前適時打を放って先制。先発右腕・赤星がスクイズを決めてプロ3年目でこちらも初打点をマークし、序盤で2点のリードを奪った。

 だが、赤星は1―2で迎えた5回、小園に2点適時打を許して逆転され、5回8安打3失点で降板。2―3で迎えた6回には2番手左腕・大江が先頭・坂倉に3号ソロを被弾して今季初失点し、9回には敵失で1点返し、なおも2死満塁とチャンスが続いたが、追いつけなかった。

 赤星は昨年10月3日の中日戦(バンテリンD)以来となる今季初勝利をまたも逃して今季4敗目。

 ここまで4勝0敗、防御率1.37の菅野が体調不良のため16日に出場選手登録抹消となり、先発予定だった18日の登板を回避したため回って来た先発マウンドだったが、チャンスを生かすことはできなかった。

 また、捕手の岸田が6回、この試合2安打目となる右中間への二塁打を放った際の走塁中に足を痛めた模様で、途中交代。大城卓が打撃不振で2軍調整中という状況で心配な負傷交代となっている。

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