日大・市川 好救援で4勝目 12年ぶり青学大から勝ち点

[ 2024年5月18日 05:00 ]

東都大学野球・第5週最終日   日大4―1青学大 ( 2024年5月17日    神宮 )

<日大・青学大>力投する日大・市川(撮影・大城 有生希)
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 3回戦2試合が行われ、日大が青学大を下して2勝1敗で勝ち点を2とし、優勝への可能性を残した。エース右腕・市川祐投手(3年)が、2番手で登板し6回2/3を1安打無失点でリーグトップタイの4勝目。中大は亜大に完封勝ちし、勝ち点3とした。優勝は最短で24日で、青学大が中大との2回戦に勝って勝ち点4とすれば、青学大の3季連続15度目の優勝が決まる。

 日大が1部では12年春以来、12年ぶりに青学大から勝ち点を奪った。立役者は3回途中から登板した市川。6回2/3を投げ強力打線を1安打に封じ「点差もあり余裕を持って投げられました」と胸を張った。2点リードの3回1死一塁から2番手で登板し、今秋ドラフト候補の佐々木を遊ゴロ併殺打に斬り流れを渡さなかった。ツーシームやスプリットなど多彩な変化球を低めに集め、9回1死まで17者連続アウト。逆転優勝のためには残り全勝が最低条件で「どんな場面でも自分の役割を果たします」とエースの覚悟を示した。

 ▼青学大・安藤寧則監督(今季初めて勝ち点を落とし)甘くないですね。次は24日なので選手には勝ちにいく姿勢を見せてほしい。

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