楽天・西垣が1点差の9回を締める プロ初勝利、初黒星ときて今度はプロ初セーブ 「素直にうれしい」

[ 2024年4月21日 19:45 ]

パ・リーグ   楽天1―0西武 ( 2024年4月21日    ベルーナD )

<西・楽>9回に登板した西垣は1死三塁のピンチをしのいでプロ初セーブを挙げて吠える(撮影・篠原岳夫)
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 プロ初勝利から11日目。楽天の3年目右腕・西垣が今度はプロ初セーブを挙げた。

 「うれしかったというより、ホッとしました。最後、ゼロで終われて良かった」

 感染症特例で離脱している守護神・則本に代わって1―0の9回にマウンドへ。いきなり先頭の外崎に四球。さらに代走・高松に二盗を決められるも、微妙なタイミングで今江監督がリクエストを要求。リプレー検証の結果はセーフのままで、続くアギラーの右飛で1死三塁のピンチを背負った。

 ここで打席に中村剛。2ボールと不利なカウントになるも「もう、一球入魂で腕を振るしかなかった。がむしゃらに腕を振った」。3球目は149キロの直球でファウル。最後は137キロのフォークで三飛に抑えた。

 西垣は10日のオリックス戦でプロ初勝利。一方で翌11日の同戦は1―1の9回に登板し、サヨナラ負けでプロ初黒星を喫した。

 初白星、初黒星ときて、12日間で今度はプロ初セーブ。「素直にうれしい」と話した西垣は「今日はついていたと思う部分が多い。しっかり冷静に、自分の思っているようなボールを投げて抑えるのが一番。そこを目指したい」と力を込めた。

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