落合博満氏 古巣・中日の“投壊”にも不安なし「たまたまの原因。そんなに長続きしないだろう」

[ 2024年4月21日 17:45 ]

落合博満氏
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 元中日監督の落合博満氏(70)が21日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に生出演し、中日の近況について解説した。

 中日は20日現在で、2位阪神を抑えて首位をキープ。しかし、同日は先発・大野雄大が1回1/3で6失点KOされ、阪神に2―15と大敗。3連敗で0・5ゲーム差まで迫られた。

 監督時代に4度のリーグ制覇に導いた落合氏は、「中日が首位に立っているのは、木曜日までのピッチャーの防御率が1・8台なんですよ。もともと守って勝たなきゃいけないチームがね、先発ピッチャーの頑張り、中継ぎの頑張りでそれなりの野球をやっていた」と、好調だった要因を解説。「ここ3連戦、ピッチャーが崩れたという、そこはたまたまの原因なので、そんなに長続きしないんだろうと思いますけどね」と続けた。

 MCのフリーアナウンサー膳場貴子からは「どっちが長続きしないってことですか?」と確認されると、落合氏は「負ける方」と答えた。

 昨季日本一の阪神は、開幕当初こそモタついたが、この日は今季最多の15得点を挙げた。落合氏は「阪神が上がってきたのが、2点しか取れなかったのが10試合くらい続いての、ここに来ての点数の取り始めでしょう?だからある程度、去年の戦い方に戻ってきたんだろうとは思いますけどね」と解説した。

 駒田健吾アナが「お目覚めという感じになってきましたけど…」とつぶやくと、落合氏は「まだ目覚めてはいません」と返答。阪神の本領はまだこれからとの認識を示した。

 放送終了後、阪神は中日を3―0で破り、引き分けを挟んでの6連勝で首位に立った。一方の中日は4連敗となった。

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