楽天・石原 プロ初猛打賞も初決勝打も“いただき!” 守備でも好リード見せ今江監督も称賛

[ 2024年4月21日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天8―2西武 ( 2024年4月20日    ベルーナD )

楽天・石原
Photo By スポニチ

 二塁に到達した楽天・石原は、チームスローガン「いただき!」から派生したご飯をかき込むような「いただきポーズ」でナインにアピールした。

 2―2の8回1死一、二塁、右中間へプロ8年目で初の決勝打となる2点二塁打。2回に中前打、9回にも左翼線適時二塁打し、こちらもプロ初の猛打賞となる3安打3打点に「うれしい。初めてでチーム勝てたんでよかった」と笑った。

 「キャッチャーは我慢」。ソフトバンク・甲斐と自主トレを行い、金言を胸に刻む。「育成出身であそこまでのキャッチャーが常におっしゃっていたので」。守備では今季初登板の滝中を好リードし6回2失点。昨季までの3年間は1試合の出場のみだった25歳を今江監督も「今のところ、一番成長を見せてくれている」と称えた。

 公称の体重は96キロ。高校通算42本塁打だった京都翔英時代は「京都のドカベン」と呼ばれたが「左バッターですよね?読んだことなくて…」と苦笑い。パワフルな打撃の土台となる体重を問われ「8トン!」と上機嫌でジョークを飛ばし球場を後にした。(花里 雄太)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月21日のニュース