「新生・天理」白星発進 プロ注目・松本が躍動マルチ「夏の甲子園につなげる」藤原監督に初勝利プレゼント

[ 2024年4月21日 16:56 ]

高校野球奈良春季大会2回戦   天理6ー1法隆寺国際 ( 2024年4月21日    大和郡山市営 )

<天理・法隆寺国際>3回先頭で右前打を放つ天理・松本(撮影・河合 洋介)
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 天理が法隆寺国際を6―1で下し、春初戦を快勝した。

 打線が11安打6得点、投手陣が1失点と投打がかみ合った。天理大前監督で、今年1月に就任した藤原忠理(ただまさ)監督は、公式戦初勝利に「うれしいですね。私自身もこれから落ち着きを持って采配できるかなと思います」と安どした。

 プロ注目の松本大和(3年)は、「4番・一塁」で先発し、2安打1打点と躍動。1―0の初回1死三塁で右前適時打、4―0の3回先頭では右前打を放った。

 「チャンスの場面で一本打つことができ、先頭打者としても出塁できてよかったです」

 高校通算10本塁打を誇る左の強打者。1年夏から背番号3を背負って甲子園に出場し、最速144キロ左腕としても存在感を示す。

 「春の近畿大会を優勝し、夏の甲子園につなげられるように全員で全力で戦っていきたいです」。1年夏以来となる甲子園出場に向けて、勢いをつける春にする構えを示した。

 ◇松本 大和(まつもと・やまと)2006年(平18)4月25日生まれ、奈良県大和高田市出身の17歳。小1で大和高田リトルリーグで野球を始めて投手を務め、小4から奈良葛城ボーイズ、中学では橿原ボーイズに所属。天理では1年春に背番号13でベンチ入りし、1年夏の甲子園に背番号3で出場。50メートル走6秒2、遠投105メートル。1メートル76、80キロ。右投げ左打ち。

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