「憧れるのはやめましょう」 阪神・岩崎が子供たちに“大谷ばり”激熱エール「僕たちを超えてください!」

[ 2023年12月30日 05:15 ]

子どもたちと記念撮影に納まる(前列右から)阪神・岩崎、高橋、オリックス・鈴木博、阪神・佐藤蓮、ハヤテ223・池谷、DeNA・高田、楽天・前田、ヤクルトドラフト4位・鈴木(撮影・椎名 航)
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 17年から始まった「プロ野球静岡県人会」のイベントは今年で7回目。旗揚げメンバーの一人でもある阪神・岩崎は「とにかく記憶に残る日にしてもらいたいなと思ってやりました」と約3時間の交流に充実感をにじませた。

 野球教室では静岡県内の小学6年生の少年少女を相手にノックや打撃指導。同僚の高橋、佐藤蓮の他にも現役ドラフトで中日からオリックスに移籍が決まった鈴木やDeNA・高田ら計8選手が参加した。

 イベントの最後に、選手の大トリであいさつを務めた岩崎は、今春に開催されたWBC決勝の米国戦前に大谷がチームメートへ語りかけた名言を引用。「憧れるのはやめましょう。皆さんはいずれ、僕たちを超えていくと思います。一生懸命練習して、僕たちを超えてください!」と熱いエールを送った。

 《来季「勝負の一年」》阪神・佐藤蓮は、子供たちの前で、背水の決意を口にした。育成選手になって2年目を迎える24年に向け「来年は僕にとって勝負の一年。皆さんの期待に応えられるように頑張りたい」と誓った。20年ドラフト3位で入団。佐藤輝、伊藤将、栄枝、村上、中野、高寺、石井との支配下指名の同期8人で唯一、1軍経験がない。1メートル89、101キロの巨体から繰り出す剛球とブレーキの利いたカーブを生かすべく、「安定感。細かいところで言ったらコントロールだと思うので、僕の場合は」と課題克服に励む。

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