広島・新井監督 FA権行使の西川へ思い語る「彼が頑張って取得した権利ですので、後悔のない選択を…」

[ 2023年11月14日 17:29 ]

広島・新井監督
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 広島・新井貴浩監督(46)が14日、保有していた国内FA権の行使を表明した西川龍馬外野手(28)について思いを語った。

 ――西川がFA行使を決断。
 「彼とは数回、しゃべっていますので、彼の野球人生ですから、また彼が頑張って取得した権利ですので、後悔のない選択をしてほしいと伝えていました」

 ――残ってもらいたかった。
 「もちろん彼には来年、また一緒にプレーしたいというのは伝えたんですけど、それは私の気持ちであって、彼の野球人生なので、彼が振り返ったときに後悔のなかったベストの選択をしてくれよと伝えていましたので」

 ――結論を聞いたときはどんなふうに思った。
 「彼とはシーズンが終わってすぐ、話をしていたので、その時も龍馬が頑張って取得した権利だから、後悔のない選択をしてほしいと。自分の個人的な気持ちとしては、来年も一緒にやりたいけど、頑張って取得した権利だから、自分の野球人生において、後悔のない選択をしてくれるのが、自分は一番うれしいと伝えていたので。数日前にとんぼ返りで会いに来てくれて、知らなかったけど、マネージャーを通じて、龍馬が話をしたいと。まさか来ていると思っていなかったので、びっくりした。わざわざとんぼ返りで会いにくるということはそういうことなんだなと思って。会ったときにも、同じようなことを伝えました。彼は律儀なところがあるのでね」

 ――部屋で話したと龍馬が言っていた。
 「自分の部屋で2人きりでしゃべりました」

 ――結構長く話した。
 「2、30分ぐらいかな」

 ――寂しいところも。
 「今は監督と選手という立場ですけど、現役時代も一緒にやっているし、優勝にも貢献してくれたし、かわいい後輩。自分の気持ちとしてはまた、彼と来年プレーできないのかと思うと、寂しい気持ちがある。けど、これは彼が頑張って取得した権利ですから。同じことを伝えていますし、どこに行こうが、応援しているよとは伝えています」

 ――龍馬からはどんな言葉があった。
 「ありがとうございます、と。そういう感じかな」

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