侍ジャパン「森下世代」と呼ばれる活躍誓う!2000年生まれのライバル「自分が引っ張っていけたら」

[ 2023年11月14日 05:15 ]

ウオーミングアップする森下(撮影・尾崎 有希)
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 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(16~19日、東京ドーム)に出場する侍ジャパンは13日、宮崎県宮崎市内で行っていた合宿を打ち上げた。12日に広島との練習試合で豪快なソロ本塁打を放った阪神・森下翔太外野手(23)は、同じ00年度生まれの万波、小園、藤原ら、高卒で先にプロ入りしたチームメートも含めた同世代のけん引役に名乗り。そのためにも、国際舞台で打ちまくる決意を示した。

 森下は、最高気温15度、最大風速7メートルの冷たい風が吹いたSOKKENスタジアムで宮崎合宿の調整を終えた。フリー打撃では広角に打ち分け、状態の良さをうかがわせる内容。練習後、球場から宮崎空港への移動のため慌ただしく準備をしながら、短パンに革靴姿で取材に対応した森下は、同じ「ミレニアム世代」のチームメートへ対抗心を燃やした。

 「自分はプロに入って1年目ですけど、ほかは高卒で入ったりしていて、聞くところは聞いていく。野球界の先輩は同世代でもあっち。でもルーキーだからといって引くわけではない」

 志は果てしなく高い。12日の広島戦の6回1死から特大の侍ジャパン1号、今回の井端ジャパンにとっても初アーチを左翼最深部へ放った。続く7回2死三塁の場面では左前適時打。チームの空気を一変させた。一夜明け、今度はチームメートの万波、小園、藤原ら本番でもスタメン出場の可能性が高い、00年度生まれで同学年の高卒プロ組に負けず劣らずの活躍を誓った。

 野手としてプロの実績では今季25本塁打を放ち、ゴールデングラブ賞を獲得した万波が同世代の筆頭格。それでも、阪神の38年ぶり日本一に貢献した森下に、気後れの2文字は一切ない。むしろ、「自分が引っ張っていけたら、自分としてもいい」と、“森下世代”と称されるような大活躍を誓った。

 「野球する時はライバルですけど、同学年で今回はチームメート。凄く仲良く、楽しくやっていますね」

 前夜にはオーバーエージ枠の田口が音頭を取り投手、野手を集めて決起集会が開催された。普段はライバル関係でもチームメートとしてアジアNo・1の称号を懸けて戦う同士として結束を固めた。会話は雑談が中心で「凄く楽しい時間を過ごせました」という。

 この日、井端監督からは「森下選手がホームランを打ってから(雰囲気が)ガラッと変わりましたし、チームもいい方向に行っている」と改めて称賛された森下。「牧さんという、WBCに出たような方もいるけど、そこ頼りになったらチームは回らない。若い選手がどんどん引っ張ることでチームにいい流れをつくると思う。その中心に自分が立てればいい」。あとは16日からの本番で、結果を残すだけだ。(石崎 祥平)

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