イチロー氏 ワコール社イベント出席 オリックス入団時は柔軟性ワースト3「3人の内、もう1人は…」

[ 2023年11月14日 11:39 ]

股関節や肩甲骨のストレッチをレクチャーするイチロー氏(撮影・柳原 直之)
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 マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(50)が14日、「ワコール『Team CW―X』発足 イチローさんキャプテン就任記念発表会」に出席した。

 「イチロー式ストレッチ特別レクチャー」と題したコーナーで、イチロー氏はPRアンバサダーの「フィッシャーズ」に手本となる股関節や肩甲骨のストレッチを壇上で実践し「僕のストレッチは股関節、肩甲骨、鎖骨が大事。気持ち良いっていうのはポイント」と解説。

 現役時代は故障歴がほぼなく「実はストレッチのポイントは、固まっている状態からやるっていうよりは一旦、何かで体を温めてからストレッチに入るほうが効果を感じられる。ガチガチに固まっている状態からストレッチを始めるというより、キャッチボールをしてから、バットを振ってからやると全然違う。最初にやった動きと違ってくるから、面白い」と、経験に基づく自身の考えを語った。
 イチロー氏では高い柔軟性で有名だが、プロ入り直後はそうではなかったという。「18歳でチーム(オリックス)には入った時は、チームでワースト3(の体の固さ)だった。“お前、そんなんじゃこの世界じゃやっていけないよ”とよく言われていた。あぐらをかけなかったですから。3人の内、もう1人がオリックスの今の監督、中嶋さん。もう1人はGMの福良さん」と当時の裏話を明かした。

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