HRダービー　アロンソを激励の千賀滉大「良いものが見れました」球宴は「あれば頑張ります！」

初のオールスターで多くの報道陣に囲まれる千賀（AP）
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　大リーグのオールスター戦前日恒例となっているホームランダービーが10日（日本時間11日）、マリナーズの本拠地・シアトルのTモバイルパークで始まった。1回戦最後の対決はフリオ・ロドリゲス（マリナーズ）とピート・アロンソ（メッツ）が戦った。アロンソのチームメートである千賀滉大も初の球宴に大興奮していた。

　地元の大声援を受けた先攻のロドリゲスが圧巻の41本を記録。後攻のアロンソが打席に入ると、千賀は後ろで見守り、タイムアウト中にはドリンクを差し入れた。アロンソは19年、21年に次ぐ3度目の優勝を狙ったが、21本と記録が伸びず1回戦敗退。それでも千賀とがっちりハグし、健闘をたたえ合った。

　ロドリゲスとアロンソの対戦後、インタビューに応じた千賀は「すごかった！盛り上がりもすごかった」と大興奮。惜しくもアロンソが敗れ「ロッカーの中からすごい気合い入ってたので応援してたんですけど、相手ももっとすごかった」とロドリゲスを称えた。そして「盛り上がりもすごかったので良いものが見れました。シアトルですし、マリナーズの選手が活躍したら盛り上がりもすごい。普段テレビで見ていたけど、その場にいると違いますね」と笑みを浮かべた。

　そして明日12日の球宴に向け「（登板が）あれば頑張ります」と意気込んだ。