【阪神 岡田監督語録】「村上の話がこんなに出ると思えへんやんか」「そういう地位をつかんだわけやから」

[ 2023年5月8日 05:15 ]

ベンチからグラウンドの状況をうかがう岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神の岡田監督は7日、広島戦が2日連続で雨天中止になったことを受け、先発ローテーションを大きく動かすことを明言した。報道陣とのやりとりは以下の通り。

 ―2試合連続の降雨中止でローテーションが大きく動きそうだ。週末は勢いがあるDeNAと当たるが、そこに勢いがある投手を投げさせるか。
 「まあ、それは関係ない。こっちの都合よ」

 ―スライド登板予定だった村上をどこで投げさせるか。
 「村上はあれよ。火曜日(ヤクルト戦初戦の9日)にいく。あんまりなあ、(間隔を)空けてもな。うん」

 ―火曜日予定していた青柳をずらすのか?
 「おう、青柳をな」

 ―水曜ぐらいか?
 「わからん。それはわからん。水曜日ちゃうわ」

 ―西純はヤクルト戦のままか?
 「違う違う。登録してないから、慌てて登録する必要はないから。今いるピッチャーを優先でいく、うん」

 ―開幕から6人で回しているが、順序は変わるか?
 「まあ、順番は変わるよな。やっぱり。ちょっとはな。調子の悪いピッチャーというか、そのへんは。相性というか、あんまり青柳も2回やられているチームがあるしな、そのへんは、こっちは考慮してやるようにするけどな」

 ―西勇は登板間隔を空けず、もう1回チャンスを与えるか?
 「普通どおり投げさすよ」

 ―富田を先発に?
 「富田は下でちょっと長いイニングを投げさせると思うけどな。それは、ずっと前から思ってたけど。なかなかあれやけど、だいぶブルペンも落ち着いてきたから、(ベンチ入りの控え投手を)7人でいこうかなと、最初な。もしなんかあったら浜地だけいつでも準備をさせといて。あんまりブルペンを使うようやったらな。今の8人は多いよ。考えたらな。前(04~08年)の時なんて6人でやってたで。延長12回でも6人でやってたよ。まあそれは登録人数が少なかったからだけどな」

 ―湯浅は昨日、ブルペンで座らせた。
 「まだまだ、それ、まだまだ、全然まだまだや(笑)。そんなの、まだ試合にも投げてないのに。ブルペンで100球を投げてから試合やからな」

 ―村上は新人王の資格がある。
「ああ、そうなん?」

 ―狙っていければ
 「そらそうやけどな、だから村上に関しては普通通り投げさすだけやん。別にそんなんを意識して投げさせるわけじゃないから。本人も分かってると思うし」

 ―監督も新人王を取った。勲章になる。
 「まあ、どうなんやろな。もう忘れたけどな、そんなもんな(笑)。まあ取れるチャンスがあればな。それを意識して投げさせるわけじゃないし、まあ普通通り、ローテーションのピッチャーとして投げさせるわけやからな。それでチャンスがあれば取るに越したことはないけどな」

 ―この調子でいけば結果がついてくる感じか?
 「いやまあ、それはもうずっといい結果を出してるわけやから」

 ―新人王を取れば自信になって一皮も二皮もむける。
 「もうむけてるんちゃう?(笑い)。取ったから向けるとかじゃなしに、なんかもう若いピッチャーはな、ゲームで投げて勝って、そういうのはすごく自信になると思うから。この2、3週間だけでも全然違うやろ。それは本人もそうやし、周りの見る目も違うよな。村上の話がこんなに出ると思えへんやんか。そやろ?質問に。でもそれは、自分がちゃんと結果を残して、そういう地位をつかんだわけやからさ。それは大したもんよやっぱりな」

 ―スライドのスライドは調整は難しいが?
 「いや、まあ明日1日(8日)空くからな。今日までは緊張感を持ってやってたけど。まあ明日ひと呼吸置いて、な」

 ―いま、スライドのスライドをさせるくらい崩れない信頼感がある。
 「そうやな。まあ、明日ゲームやったら、なかったと思うけどな。2日あればな」

 ―これで、好調の2人(村上、大竹)がカード頭になる
 「いや、そら大竹はわからへんよ。まだ、決めてない。そんなん。ま、最初にええピッチャーいって、負けたらしんどいやんか。そういうのがある。まだそんなんは、勝負どころじゃないわ。別にこっちがそんなんを意識して、初戦を絶対に取らなあかんとか、そんな時期じゃないわけやから。そんなん、何とも思ってない」

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