江川卓氏 メルセデスの流出を嘆く 契約非更新の「基準がどこにあるのか」「凄い素材」

[ 2023年1月18日 17:41 ]

江川卓氏
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 元巨人エースで、野球解説者の江川卓氏(67)が17日、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」に新規動画を投稿。巨人が昨季来日6年目だったC.C.メルセデス投手(28)とシーズン終了後に契約更新しないと決めたことを残念がった。

 この日は「オフの戦力補強 巨人の戦力補強は成功?失敗?」とのテーマで語った。そのなかで、「ちょっとびっくりですね。これだけ入れ換えをするというのは冒険だと思います、まず」と外国人選手ほぼ“総とっかえ”となったことに触れた。

 そして、「たとえばメルセデスとかウィーラーとかデラロサとかっていうところの契約をしないっていうことは、それを上回る選手を入れられるということなのかどうなのかが、ちょっとこれは内部の人じゃないと分かんないんですけど、そのなかでこれだけの選手を入れ換えをするってことですよね。それって基準がどこにあるのかってのは凄く難しいような気がするんですね」とした上で通算29勝をマークしているドミニカ共和国出身左腕に触れた。

 「メルセデスは非常に年間通してある程度安定して先発できるピッチャーの一人ですよね。メルセデスの欠点は5回まで非常にボールが走るんですけど、6回、7回っていうちょうど一番大変な時にボールがガクンと落ちるっていうのはあるんですね。多分それを嫌っているっていうことなんでしょうけど。5回で先発ピッチャーが降りてしまうとリリーフ陣が4、5人いりますから、そこのところが多分…」と契約非更新の裏側を推測した江川氏。そのうえで「だけど、メルセデスがほかのチームに行ったらローテーション埋められるだけの凄い素材ではあるとは思いますね」とロッテへの流出を惜しんだ。

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2023年1月18日のニュース