イチロー氏がインスタライブ初登場「僕なりの視点でお答えしていきたい」在宅勤務でサボらない方法は…？

自身初のインスタライブで様々な質問に答えたイチロー氏
Photo By 提供写真

　日米通算4367安打を放ち、日本野球界のレジェンドでもあるイチロー氏（49＝マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター）が18日、オリックスグループ公式インスタグラム「SMILE　ON」（＠orix_smile_on）で、自身初となるインスタライブに登場。相談ライブ「イチ問一答」と題して、ファンからの仕事、恋愛、人間関係、人生など幅広い悩み相談に答えた。

　イチロー氏は「本日は皆さんご覧いただきありがとうございます」と一礼。「インスタライブってこんな緊張感あるのかって、びっくりしてます。たくさんご質問いただきありがとうございます」と感謝。「僕なりの視点で一問ずつ丁寧にお答えしていきたいと思います」と笑みを浮かべた。

　そして、一つ目の質問として在宅勤務が増え、サボらないメンタルを保つにはどうすればいいかという問いが寄せられた。イチロー氏は「人見てないからね、サボるっしょ」と第一声。「人はサボる。だけどサボってはいけないって感触を持ってらっしゃるのがすごくいい」とその考えを持つだけで十分とした。

　その上で「自分が負けてしまう、手を抜いてしまうことなので、捉え用によっては、それこそが、その人だっていうことも言える。人が見てないところの姿が、まさしくその人を表しているとも言える」とズバリ。そして「自分を客観的に冷静に見られるかって24時間、無理ですよ」とし「その時に今、自分がこうしたくないけど、こうしちゃってるなって感じた時って、自分が大切にしている人、尊敬している人を思い浮かべて、“この人なら、今の自分の行動をなんて言うだろう？”って視点を持っておくと、自分の行動を厳しい方向に持っていくことができますね」と答えた。

　イチロー氏自身も「サボりますよ」と明かし「人間らしいじゃないですか。そういう弱さって」とサボるのも人間とした。ただ、「確かに野球においては後悔したくない。野球においてはプロになってからサボった記憶はなかなか、出てこない」と自負を語り「それ以外のところではサボってばかりですよね」と笑っていた。