藤浪　アスレチックス入団会見　英語で1分25秒スピーチ「富士山の“フジ”と呼んで」

米カリフォルニア州オークランドで行われた入団会見で笑顔を見せるアスレチックスの藤浪（AP）
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　阪神からポスティングシステムでアスレチックスと1年325万ドル（約4億1600万円）で契約した藤浪晋太郎投手（28）が17日（日本時間18日）、カリフォルニア州オークランドの球団事務所で入団会見を行った。

　冒頭、藤浪は英語で挨拶。「Hi，nice　to　meet　you　everyone.　I’m　Shintaro　Fujinami.Please　call　me　Fuji，like　Mt.Fuji」（みなさん、初めまして。藤浪晋太郎です。富士山の「フジ」と呼んでください）英語でのスピーチは1分25秒にも及び、米メディアの心をいきなりわしづかみにした。背番号1のユニフォームを着て登壇したものの背番号は未定。本人も「1ではない」と笑顔で否定した。

　藤浪はアスレチックスを選んだ理由について「一番自分を高く評価して、信頼してくれたチームだから」と説明。会見に同席したマーク・フォーストGM、マーク・コッテェー監督はあらためて先発ローテーション投手として期待を寄せた。

　藤浪は「ファストボールとスプリットにはやっぱり自信を持っている。ファストボールのアベレージ（球速）もこちらでも速い方だと思う。そのあたりは自信を持っている。思い切って腕を振って勝負していきたい」と抱負を口にした。