メッツ　新加入のナルバエス「勝利を目指している好チームに入れて嬉しい」

リモート会見で記者の質問に答えたナルバエス捕手（撮影・杉浦大介通信員）

　メッツと新契約を結んだオマー・ナルバエス捕手（30）、アダム・オッタビーノ投手（37）が17日（日本時間18日）、リモート会見に臨んだ。

　ブルワーズからFAとなった今オフ、メッツと1年契約を締結したベネズエラ出身のナルバエスは「勝利を目指している好チームに入れて嬉しい」とコメント。マックス・シャーザー（38）、ジャスティン・バーランダー（39）、千賀滉大（29）といった豪華先発投手陣の女房役を務めることになり、「少し早くキャンプ地に入り、可能な限りの情報を得て学んでいきたい」と意気込みを語った。

　昨季のナルバエスは84試合に出場して打率.206、4本塁打、23打点。マリナーズ時代の2019年には22本塁打を打ってオールスターに選ばれたことがあり、通算600試合で打率.258、51本塁打の成績を残している。

　守備面ではフレーミング技術の高さにも定評があり、ビリー・エプラーGMは「キャリアを通じて彼は守備面で印象的なスキルを披露してきてくれた。彼が投手陣とうまくやってくれると信じている」と期待を込めて話した。

　また、昨季はメッツで65回2/3を投げ、6勝3敗3セーブ、19ホールド、防御率2.06、79奪三振の好成績をマークしたオッタビーノは、2年1450万ドルで再契約。「このチームに残れたことに感謝している。今季はプレーオフでもっと長く勝ち進みたい」と抱負を述べた。