ア・リーグ西地区順位予測で4位レンジャーズ、5位アスレチックス 筒香、藤浪には大きなチャンス

[ 2023年1月18日 10:11 ]

入団会見に臨んだアスレチックス・藤浪
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 MLB公式サイトのウイル・リーチ記者が17日(日本時間18日)23年のア・リーグ西地区を予測。アストロズが100勝62敗で1位、マリナーズが91勝71敗で2位、大谷翔平のエンゼルスが85勝77敗で3位、筒香嘉智のレンジャーズが78勝84敗で4位、藤浪晋太郎のアスレチックスが60勝102敗で5位と予測した。

 エンゼルスの鍵は打線にあり、昨季は顔ぶれは素晴らしかったが、けが人続出で内側から崩れた。これはベテラン選手の多い打線にありがちなことだが、今年はベテランがもっと増えている。ハンター・レンフロー(30)とブランドン・ドゥルーリー(30)は良い打者だが、2人とも20代ではない。要はマイク・トラウト、アンソニー・レンドンはじめ全員がケガなく出場を続けることだが、過去何度も裏切られており、期待していいものかと疑問符を付けている。

 レンジャーズについては先発投手は積極的に補強したが外野陣が手薄。ホセ・アドリス・ガルシア(29)はパワーは素晴らしいが、どんな球でも手を出そうとするし、守備も危なっかしい。他の外野は今のところレオディ・タベラス(昨季・261,5本塁打)、ジョシュ・スミス(・197,2本塁打)といった若手。プレーオフに進みたいなら、ベテランの力が必要で、招待選手の筒香にも大いにチャンスがある。

 アスレチックスは今はチームが変わっていく過程で、数年後優勝争いをするときに誰がチームに残っているかも全くわからない。目玉選手が不在で、昨季アストロズで打率・243、12本塁打、38打点のアレドミス・ディアス(32)が4番を打つかもしれない。そんな中で見どころはたくさんいる若手先発ローテーション候補の中から、誰が出てくるのか。藤浪にも注目が集まっている。

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2023年1月18日のニュース