「メッツはコレアを必要としていなかった」と米記者 理由はメジャー初打席初本塁打の逸材の存在

[ 2022年12月23日 08:32 ]

カルロス・コレア
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のキース・ロー記者が「メッツは既に良い打線でコレアを必要としていなかった」と22日(日本時間23日)に報じている。

 才能ある選手を揃えているし、しかも三塁にはブレット・ベイティ三塁手(23)が育ってきていた。19年のドラフト一巡(全体12番目)で、昨季8月にメジャーデビューし、メジャー初打席で本塁打を打った。ベイティが23年にメッツの三塁を守っていればWAR(ポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたかを統計的に推計した指標)でレギュラー級の2+、キャリアのピーク時にはスーパースター級の5+になっている可能性があると指摘する。

 もちろん現時点ではベテランのコレアの方が上だが、遊撃ではなく三塁を守ることで少しコレアの価値は下がってしまうし、25年までにはベイティがコレアと同じくらい良い三塁手になっているのではと予測する。ベイティは三塁と一塁を守れるが、一塁もピート・アロンソがいるから、現時点では余剰戦力になってしまった。そこで有力なトレードの交換要員にもなりうる。7月になって戦力の弱くなった部分を補うのにトレードされても驚かないとしていた。

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2022年12月23日のニュース