侍・吉井コーチ メッツ入りした千賀、WBCで「戦力として考えている」

[ 2022年12月23日 05:00 ]

ロッテの吉井監督
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 来年3月のWBCで侍ジャパンの投手コーチを務めるロッテ・吉井監督=写真=がZOZOマリンで取材に応じ、メッツ入りした千賀について「戦力として考えている」と明かした。

 移籍1年目の千賀は、チームの春季キャンプを優先する意向だが、米フロリダ州マイアミでの準決勝以降なら出場が可能と見解を示している。投手はラウンドごとに2人の入れ替え枠が継続される方向。試合会場がメッツのキャンプ地・ポートセントルーシーから近いことも追い風となる。

 吉井監督は11月に「米国で(佐々木)朗希と山本由伸は投げてもらいたいと思っている」と私案を明かしたが、その時点で千賀の移籍先は未定。パドレス・ダルビッシュも参戦表明していなかった。

 エンゼルス・大谷の出場も決まり、投手陣の層は厚くなるばかり。千賀が途中参戦なら、入れ替えで外れる選手も出てくる。吉井監督は投手コーチとして「こちら(東京ラウンド)のメンバーもあるし、誰か外さなければいけないので」とうれしい悲鳴を上げた。(君島 圭介)

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2022年12月23日のニュース