日本ハム・伊藤“強烈フォーク”習得目指す「イメージの強い変化を投げられたら」

[ 2022年12月23日 06:00 ]

トークショーを盛り上げた(左から)上沢、伊藤
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 日本ハムの伊藤が対左打者対策へ「強烈フォーク」の習得を目指す。上沢とともに22日に北海道苫小牧市の結婚式場「アール・ベル・アンジェ苫小牧」でトークショーに出演し「打者からしてもインパクトのある落ちるボールがほしい。大きい変化ではなく、イメージの強い変化を投げられたら」と思い描いた。

 今季は左打者に苦戦した。右打者の被打率・218に対し、左打者は・257と高く「昨年もそうだったが、左打者に打たれているイメージが強い」と振り返る。シーズン途中に決め球を外角フォークにしたことで被打率を抑えたが「落ちるボールは課題。もう一つレベルアップしていくために必要」と、精度向上を目指す。

 チームの柱だった近藤がソフトバンクへ移籍し「来年は3年目になるので、自分のことだけではなくチームのことを考えて頑張ります」と連絡した。巧打者との対戦は「うまく(フォークを)拾われるような気がするが、打ち損じ待ちをしたい」と、完成したフォークが鍵となりそうだ。

 高校、大学時代を過ごした苫小牧市ではプロ入り後初のイベント。「第二の故郷ではないが思い入れはありますね」。地元で英気を養い、勝負の3年目に挑む。(清藤 駿太)

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2022年12月23日のニュース