東芝・中村浩人 入社後初のDH起用に応え3安打1打点 SUBARUを振り切り決勝進出 日立市長杯

[ 2026年4月19日 19:18 ]

JABA日立市長杯選抜野球大会準決勝   東芝4―1SUBARU ( 2026年4月19日    日立製作所野球場 )

3安打1打点の活躍を見せた東芝・中村(提供写真)
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 東芝が4―1でSUBARUを下し、決勝進出を決めた。「6番・DH」で出場した中村浩人捕手(29)が3安打1打点。チャンスメークあり、タイムリーありで、大河原正人監督の期待に最高の結果で応えた。

 「バントかと思ったのですが、大河原さんが“打ってこい”という指示だったので、なんとかつなげようという意識はありました。結果的につなげられて安心しました」

 試合の流れを引き寄せる一打は、0―0で迎えた5回に生まれた。先頭の下山悠介がバント安打で出塁。カウント1―2と追い込まれたが、外角直球を右前へ運んだ。ヒットエンドランを見事に決め、一、二塁と好機を拡大。その後1死満塁となり、山田拓也が均衡を破る左前打、光本将吾が押し出し四球を選び、2点を先制した。

 「僕にチャンスをかけてもらったので、何とかランナーを還す気持ちでした」

 貴重な追加点も、中村のバットから生まれた。3―0の8回。1死一塁から下山が犠打を決めた。チームの中軸に送らせてまで、何としても欲しかった次の1点。大河原監督の思いをくみ取り、右越え二塁打でダメ押しとなる4点目をたたき出した。

 新オーダーが的中した。中村がDHを務めるのは、オープン戦も含めて入社8年目で初。指揮官がその意図を明かした。「経験も技術もある。ベンチに置いておくのはもったいない、と。昨日(18日)スタッフと話し合って決めました。期待に応えてくれて本当に感謝しています」。予選リーグから4試合目での今大会初スタメンにも気負うことなく、センター返しの意識を徹底。3安打は全て中堅から逆方向で、応援に駆けつけた家族の前で雄姿を見せた。

 20日は日本製鉄鹿島との決勝戦。主将を務めていた昨季はJABA四国、京都大会とも決勝で敗れた。「最後に勝たないと初戦負けと一緒。勝ちだけにこだわって頑張ります」。日立市長杯で優勝すれば、1987年以来39年ぶり。全員が一丸となり、2大会ぶりとなる日本選手権の出場権を勝ち取る。

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