阪神7年連続80失策超え 矢野監督、送球失策2度の中野に「あまりにももったいない」

[ 2022年9月18日 21:54 ]

セ・リーグ   阪神0―1ヤクルト ( 2022年9月18日    甲子園 )

<神・ヤ>3回2死二塁、塩見の打球を一塁へ悪送球する中野(撮影・平嶋 理子)
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 阪神は球団ワーストを更新する26度目の零封負け。4位・広島にゲーム差なしで並ばれた。小川の前に幾度も好機を作るも、あと1本が出ず。9回は守護神のマクガフから2死一、三塁をつくったが、佐藤輝が空振り三振にたおれた。

 先発の藤浪は5回まで1安打無失点と好投。だが、6回は中野がこの試合2失策目を記録すると、続く送りバントの処理で今度は自らが一塁へ悪送球してこれが決勝点に。チームは16年から7年連続でシーズン80失策を超え、矢野監督は「反省しています」と言葉を振り絞った。

 以下は試合後の矢野監督との一問一答。

 ――藤浪は投げている球自体はよかったが、ミスがあると勝てる投手には。
 「もちろんね、まずは(中野)拓夢がしっかり、(ゴロを)とれないってのは仕方がないけど、スローイングのミスってのはやっぱり減らしていかないと。あまりにももったいない。(藤浪)晋太郎もあそこも、バッター(俊足の山崎)のことを考えたら、すぐにファーストに投げないとね。そこらへんはもったいない。ピッチング自体は空振りもしっかりとれて、ボールもよかったと思うけど」

 ――藤浪は今後、中で使うことも。
 「いや、まだ今日終わったばかりやから、分からん」

 ――打線は最後まで粘った。
 「粘ったって言ってもねえ、立ち上がりも小川はよくなかったんでね。まあ、立ち上がりでまず点を取りたかったけど、そのままズルズルいっちゃったんで。何とかしないとね」

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