日本ハム・ポンセ 痛恨失策の今川を抱き寄せ慰める「もう心配しないで」

[ 2022年9月18日 18:41 ]

パ・リーグ   ロッテ7―4日本ハム ( 2022年9月18日    札幌ドーム )

<日・ロ>4回、落球した今川と話しながらベンチに下がるポンセ(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムのコディ・ポンセ投手(28)が、仲間を気遣う“優男ぶり”を見せた。

 1点リードで迎えた4回2死一、三塁。高部を平凡な左飛に打ち取り、ポンセも右手でガッツポーズを作ろうとした瞬間だった。落下点に入っていた今川優馬外野手(25)が、目測を誤りまさかの落球。勝利投手の権利まであとアウト4つに迫っていた中、試合は振り出しに戻った。

 なお2死二、三塁のピンチで迎えた中村奨は三ゴロ。この回を1失点でベンチへ戻ると、今川が一目散でポンセに駆け寄って頭を下げた。ポンセは今川の肩を抱き寄せると「起こったことなので、もう心配しないで」。ベンチに戻っても表情が暗い今川を見ると自身の隣に呼び、通訳を通して慰め続けた。

 今季4勝目を逃し、これで3試合未勝利となった。それでも仲間のミスを言い訳にはしない。「負けたという一言だけ。四球は自分を苦しめることになってしまうので、少なくしていかないと。今日は投げるのを焦ってしまった」と、反省の言葉を繰り返していた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月18日のニュース