慶応・清原Jr.勝児 スクイズなど2犠打で東海大相模討ちに貢献

[ 2022年9月18日 04:00 ]

秋季高校野球神奈川大会準々決勝   慶応7―4東海大相模 ( 2022年9月17日    サーティーフォー保土ヶ谷 )

ガッツポーズで喜ぶ清原(左から2番目)(撮影・柳内 遼平)
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 清原ジュニアが小技で名門斬りに貢献した。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男で慶応の勝児(1年)が17日、秋季神奈川県大会準々決勝の東海大相模戦に「8番・三塁」で出場し、1打数1安打1打点。6回にスクイズを決めるなど2つの犠打で勝利に貢献し「相模を倒せて良かった」と笑った。

 スラッガーだった父が、プロ野球での23年間でわずか5しか記録していない犠打。守りの野球で勝機を狙うチームで「バントは絶対大事なところでやる」と練習を重ねてきた。スクイズを決めた際に右太腿をつり、右脚を引きずりながら入った7回は左前打をマーク。直後に代走を送られて退いたが、関東大会出場が懸かる24日の日大藤沢との準決勝の出場は「全然大丈夫」と力を込めた。父が13本塁打を放った甲子園へ、また一歩近づいた。(柳内 遼平)

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2022年9月18日のニュース