阪神・百北新社長 寅年を猛虎の年に 「日本一を勝ち取っていきたい思いを一層、強くする年」

[ 2022年1月6日 05:30 ]

年賀式で年頭あいさつでする百北社長(撮影・後藤 正志)
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 寅(とら)年を「猛虎の年」にする。阪神は5日、甲子園球場に隣接する室内練習場で年賀式を行った。冒頭では今月1日付で就任した百北幸司球団社長(61)があいさつ。昨季はわずかに届かなかった頂点を球団一丸で目指すことを誓った。

 「本年22年は寅年であります。今年こそ、新スローガン“イチにカケル!”のもと、矢野監督を含めて一丸となりまして、ファンの方が一番待ち望んでおられますリーグ優勝、日本一を勝ち取ってまいりましょう!」

 球団職員、チームスタッフの前で力強く宣言した。これまでもオーナー秘書などを歴任し、球団とは近い距離にいただけに、V逸の悔しさは矢野監督らと共有している。

 今年はチームの追い風となりそうな干支(えと)の年。「(寅年で)特別な思いというか、みなさんもそのように言っておられる。その年でございますので、必ずや、監督もおっしゃられているリーグ優勝、日本一を勝ち取っていきたいという思いを一層、強くする年」と強調した。

 ▽寅年の阪神 プロ野球初年度の1936年以降、今回で8度目の寅年。38年の春秋2季制を含む過去8シーズンで1位2度、2位2度、3位1度、4位2度、6位1度。中でも62年は大洋とのデッドヒートを制して球団初のセ・リーグ優勝。前回の10年は2位ながら、新加入のマートンがプロ野球記録(当時)の214安打。ブラゼルの47本塁打、117打点を筆頭に新井、鳥谷の3人が100打点超えと、打線が爆発した。

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2022年1月6日のニュース