史上2校目の「4冠」へ 大阪桐蔭のドラフト候補も始動 松尾「すべて日本一にこだわりたい」

[ 2022年1月6日 05:30 ]

次の練習へ笑顔で向かう大阪桐蔭・松尾=左(撮影・後藤 大輝) 
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 3年連続13度目となる今春の選抜出場を決定的としている大阪桐蔭が5日、始動した。昨秋の大阪大会、近畿大会、明治神宮大会を制し、「秋の日本一」に立った名門が視界にとらえるのは、史上2校目の「4冠」だ。過去、神宮大会から翌年の春夏甲子園大会、国体まで完全制覇したのは前西武・松坂大輔を擁した97~98年の横浜のみ。24年前の「最強軍団」に並び、高校野球史に新たな1ページを書き加えてみせる。

 高校通算17本塁打を誇り、今年の目標に30本到達を掲げた今秋ドラフト候補捕手・松尾汐恩(2年)は「すべて日本一にこだわっていきたい」と意欲。すでに来秋ドラフト候補に挙がり、今年中の150キロ到達を目指す最速145キロ左腕・前田悠伍(1年)も「最終的には日本一を達成したい」と意気込んだ。

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