NPB12球団Jr.トーナメント ヤクルトJrが打撃戦制し、大会V3&“親子”日本一へ好発進

[ 2021年12月28日 18:14 ]

9―7の辛勝に、ホッと一息のヤクルトJrナイン
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 「NPB12球団ジュニアトーナメント2021」が28日、神宮と横浜で開幕した。大会はTQB(得失点率)を用いた勝ち上がり方式で行われる。神宮の第1試合はヤクルトJrが9―7で広島Jrに辛勝。大会3連覇と、20年ぶりに日本一に輝いたヤクルトとの“親子2冠”へ第1関門を突破した。

 
 「子ツバメ」がピンチにも「絶対大丈夫」と声を掛け合い、競り勝った。6点差の6回に4点を奪われながらの逃げ切り勝ち。高津ヤクルトとの「親子日本一」へ、まずは初戦突破に度会博文監督は「ホッとしました。1軍が日本一になったし、チーム全員が相当意識していた」と胸をなで下ろした。

 20年ぶりの日本一に輝いた1週間後に行われた12月5日のファン感謝デー。Jrチーム16選手は、あこがれのナインを前に西田蓮主将らは「“絶対大丈夫”をチームの合言葉にします」と宣言した。
 3安打2打点と奮闘した背番号1の福井勇翔は「プロ野球選手が使うスタジアムでプレー出来て良かった」と笑った。あこがれの山田哲人内野手のナンバーは3人によるじゃんけんの末、勝ち取ったという。「きょうは全員見えないミスが多かったけど、明日はミスを出さないように」と福井はナインの気持ちを代弁した。

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2021年12月28日のニュース