ソフトバンク・甲斐 来年は笑顔お届けしたい ゴールドポスト除幕式で日本一奪回誓った

[ 2021年12月28日 05:30 ]

大分駅前で自身の名前が刻まれたゴールドポストの前で記念撮影に応じる甲斐(撮影・井上 満夫)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの甲斐が27日、東京五輪野球での金メダル獲得を称えてJR大分駅前に設置された「ゴールドポスト」の除幕式に出席した。母校・楊志館高に近い駅南口。駅内郵便局の前に設置された。市民はさっそく年賀状を投函。甲斐はにやけていた。

 「新たな責任ができたし、見慣れた景色にあるポストに恥じないように日々精進していきます」。今季は4位。ポストシーズンなしで終わった。「悔しいし、ただただ、ふがいなかった。来年はみんなで喜んで笑っていたい」。ポストの横で日本一奪回を誓った。

 FA移籍で中日から又吉が加入。甲斐が2、3軍戦を主戦場としていた13年に独立リーグの香川でエースだった変則サイド右腕と対戦。当時の印象を「打てた記憶がない。完全に抑えられていたイメージ」と回顧した。「まだ連絡は取ってないですけど、又吉さんとは捕手として今まで以上に話し合いを重ねて抑え続けていきたい」。ポストシーズンに笑うため、苦戦した思い出しかない右腕をしっかり受け止める。

続きを表示

2021年12月28日のニュース