オリックス・吉田正 来春C舞洲スタートも 開幕へ逆算調整 来季フル稼働へ状態良化が最優先

[ 2021年12月28日 05:30 ]

来春宮崎キャンプで4年ぶりに1軍メンバーから外れる可能性が出てきたオリックス・吉田正尚
Photo By スポニチ

 開幕へ逆算調整だ。オリックス・吉田正がオーバーホールを優先し、来春宮崎キャンプで18年以来4年ぶりに1軍メンバーから外れる可能性が出てきた。

 「タフな1年だった。今はメンテナンス中。やるべきことをやって、逆算して、開幕からいいスタートダッシュを切れるように」

 状態良化が最優先だ。今季終盤に全治2カ月以上の右手首骨折で離脱したが、急ピッチで復帰しCS、日本シリーズに出場。振り返れば、今夏の東京五輪でも不動の3番として打線をけん引して金メダル獲得に貢献しており、酷使した肉体への蓄積疲労は否めない。今月8日には「両足関節鏡視下三角骨摘出手術」も受けたため来年1月6日からの沖縄での合同自主トレでも、回復に努める方針だ。

 チームは昨春キャンプから3班制を採用しておりA、B班が宮崎、リハビリ組のC班が舞洲スタートとなる。宮崎か舞洲か、吉田正については今後の状態を見て判断する見通し。リーグ連覇、そして日本一へ。頼れる主砲が1年間、戦い抜く準備を整える。

続きを表示

2021年12月28日のニュース