ソフトB・松田 残り16に迫る通算1000打点の到達公言「記念グッズのデザイン、色合いも決めている」

[ 2021年12月26日 05:30 ]

壇上で自身のスイングを披露する松田
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの松田宣浩内野手(38)が25日、JR熊本駅前でのトークショーに出演。秋山幸二、松中信彦両氏が生まれ育ったホークスにゆかりある地で、残り16と迫る通算1000打点の到達を公言した。

 クリスマスにファンと約束を交わした。質問コーナーで来季1000打点を達成したいかを問われると「イエス」と即答。「残り16打点。今季中に達成する可能性もあって、自分で記念グッズのデザイン、色合いも決めているんです。そのデザインのためにも決めます」と話したように準備の方は整っている。

 今季は史上44人目の通算300本塁打を達成した。しかし、若手の台頭で出場機会が減り、47打点にとどまった。7年ぶりに規定打席に届かず、21日の契約更改では3億円減の年俸1億5000万円でサイン。「熱男になりきって、まだまだ見せつけたい」と来季17年目の巻き返しを期している。

 オフの自主トレは熊本で実施する。「秋山さん、松中さんの背中を見て勉強してきましたから」。06年の入団当時2軍監督だった秋山氏からは厳しい打撃指導を受けた。07年オフからは松中氏とグアムで合同自主トレを実施。心・技・体の根底に両氏から受け継いできた“火の国魂”が宿る松田にとって、熊本は心機一転を図るのにふさわしい地だ。

 来季は本職の三塁だけでなく、一塁挑戦も視野に入れている。サンタクロースへのお願いを問われ「何もいらない」と答えたが、出番には誰よりも飢えている。(井上 満夫)

続きを表示

2021年12月26日のニュース