広島・栗林 新人史上3人目の30セーブ狙う 現在「24」永川の球団新人最多「25」更新目前

[ 2021年9月17日 05:30 ]

新人史上3人目の30セーブを目指す広島・栗林
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 広島・栗林良吏投手(25)が16日、2003年に永川勝浩(現1軍投手コーチ)が樹立した球団新人最多セーブ記録「25」を、さらなる快投で更新することを誓った。現在リーグ2位の24セーブで、33試合を残しており記録更新は確実。佐々岡真司監督(54)からは、史上3人目となる新人での30セーブ到達を期待された。

 通過点ではあるものの、栗林にとっては大切な節目だ。球団新人最多25セーブまで「あと1」。開幕前から目標として公言し続けてきた球団新記録。周りの思いも背負って記念の登板に向かう。

 「そこ(25セーブ)を超せたら一番いい。自分だけでなくて、ファンのみなさんや家族だったり、応援してくれるみんなが期待してくれていると思う。次のセーブは25という節目の数字。出番があれば、しっかりとやっていきたいと思います」

 記録更新を目前にして現記録保持者の永川投手コーチからは冗談交じりに伝えられた。「どうせ抜かすでしょ」。球団記録は時間の問題で、佐々岡監督からは新たな目標を設定された。

 「いま24か。どんどん伸ばしてもらいたい。最低で“30”を目指してね。そのためにも勝ちで(栗林に)つながないといけない」

 過去、プロ野球で新人が30セーブに到達したのは1990年与田剛(中日、31セーブ)と2015年山崎康晃(DeNA、37セーブ)の2人しかいない。残りは33試合あり、十分達成可能な数字だ。

 セーブ数を増やすには、チームとして1試合でも多く勝つしかない。栗林が唯一黒星を喫したのは6月13日のオリックス戦で、同点での登板だった。セーブ機会では1度も失敗しておらず、緊迫した展開で、よりギアが上がるのが持ち味。記録への重圧も苦にしないだろう。

 「勝ちたいという気持ちが何よりも強い。セーブシチュエーションは、特に気持ちも入るし、いまのところ失敗なく来ているのはいいことかなと思います。残りの試合もしっかり勝ちのまま終われるようにしたいです」

 ここまでの後半戦28試合で栗林の登板は、わずかに6度。東京五輪の疲労が癒えたいま、シーズン終盤でのラストスパートに向けて準備は整った。チームの勝利、そして新人記録のためにも「栗林につなげ」が残り試合の合言葉だ。(河合 洋介)

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