二松学舎大付4強!プロ注目の秋山 最終回登板で3者連続三振

[ 2021年7月30日 05:30 ]

全国高校野球選手権比嘉妃東京大会準々決勝   二松学舎大付10―1淑徳 ( 2021年7月27日    都営駒沢 )

<二松学舎大付・淑徳>7回、力投する二松学舎大付・秋山(撮影・木村 揚輔)
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の地方大会は29日、9大会計14試合、決勝6試合が行われた。東東京大会は二松学舎大付が、10―1で淑徳を下し4強進出。プロ注目左腕の秋山正雲(3年)が、最終回に1四球も3者連続三振を奪った。30日は3大会計5試合で決勝1試合が行われる。

 出番は10―1で迎えた7回だ。抑えればコールド勝ち。秋山は市原勝人監督の「投げておくか?」という問い掛けに「行きたいです」と答えて、マウンドへ上がった。

 先頭打者へいきなり四球で無死一塁。それでも、慌てずに左腕から威力のある球を投げ込んだ。空振り三振、見逃し三振、そして最後は空振り三振。ネット裏のプロのスピードガンでは最速142キロと数字は抑えめながらも、全21球のうちバットに当てられたのは3球のみで、いずれも後方へのファウルだった。「自分でも力んだかなと思う」。そう振り返ったが、前へ飛ばさせなかった。
 前回登板は26日の5回戦の都広尾戦。毎回の13奪三振で完封した。「(登板は)予定通りです。次の試合まで間隔が空くので」と市原監督。準決勝(8月1日)の舞台となる東京ドームのマウンドへ、上々の調整登板になった。

 今夏は東京五輪の影響で変則日程の上、東西東京大会の準決勝と決勝は例年の神宮ではなく、東京ドームが舞台。マウンドは他球場と比べて傾斜がきつく、硬いと言われる。デーゲームのフライの対応も含めて守備が重要とする指揮官は、同校OBで教え子の巨人・大江と連絡を取った際「(硬さなどについて)聞きました」と話した。秋山は「プロが使うマウンドで投げられるのはうれしい。硬さは気にならないし、ワクワクする」と自身初の東京ドームのマウンドにも不安はない。ネット裏で視察したDeNA・篠原貴行アマスカウトは「真っすぐが強いし、体を大きく使って投げられる。魅力ある投手」と話した。

 これで今大会は18回を投げ無失点で計26奪三振。8・1。秋山が東京ドームのマウンドで躍動する。(秋村 誠人)

 ◇秋山 正雲(あきやま・せいうん)2003年(平15)4月29日生まれ、千葉県出身の18歳。小1で野球を始め、東深井中では荒川リトルシニアでプレー。二松学舎大付では1年夏からベンチ入り。50メートル走6秒3、遠投90メートル。1メートル70、75キロ。左投げ左打ち。

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