ブラスバンドも帰ってきた!南北海道から地方大会開幕　2年ぶりに甲子園を目指す夏

第103回全国高校野球選手権南北海道大会室蘭地区1回戦   苫小牧工8―0室蘭東翔 （ 2021年6月26日 ）

全国最初の吹奏楽部の応援となった苫小牧工吹奏学部
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　熱い夏が2年ぶりに戻ってきた。第103回全国高校野球選手権（8月9日から17日間、甲子園）の出場校を決める地方大会は26日、全国のトップを切って南北海道で開幕。札幌、室蘭地区で5試合が行われた。

　ブラスバンドも帰ってきた。室蘭地区の開幕戦では苫小牧工の14人の吹奏楽部員が、美しい音色を奏でた。

　春夏6度甲子園出場の古豪は19年秋以来の演奏応援を力に8―0で室蘭東翔に勝利。トランペット担当の寺口太陽部長（3年）は「楽しみにしていました。外の広い空間は爽快感があります」と笑った。

　なお、北海道のまん延防止等重点措置を受け、北海道教育委員会は同高野連に応援自粛を要請。一部地区は全校応援を含めて自粛する見通しだ。