ソフトまた「あと1本」今季3度目の同一カード3連敗 工藤監督「1年通して苦しい時もある」

[ 2021年6月27日 18:36 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―3楽天 ( 2021年6月27日    楽天生命パーク )

<楽・ソ11>楽天に3連敗し、一礼して引き揚げる工藤監督(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 また1点及ばなかった。2―3の9回。無死一塁。甲斐が痛恨のバント失敗で、一塁走者が飛び出し最悪の併殺。反撃ムードは一瞬で消えた。その後、2死一塁となり、松田が中堅へ大飛球を放ったが、チームの現状を現すかのように打球はフェンス手前で失速。辰巳のグラブに収まり、ゲームセットとなった。

 6月は10敗中、6試合が1点差負け。「あと1本出れば…」が決まり文句になっている。工藤監督は「1つ間違えると逆転勝ちが多いことになる」と必死に前を向いた。

 今季3度目の同一カード3連敗。首位楽天、オリックスとは4月4日以来、今季最大タイとなる3ゲーム差となった。指揮官は「1年通して苦しい時もあります。それは最終的に僕の責任でもある」と責任を背負った。

続きを表示

2021年6月27日のニュース