ソフトバンク3連敗も今季初1試合3発!柳田7年ぶり5番弾、正木は復帰即1号、栗原は単独トップ11号

[ 2026年5月16日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3─6楽天 ( 2026年5月15日 )

<楽・ソ(10)>7回、ソロを放つ柳田(撮影・島崎忠彦)
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 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)が、15日の楽天戦(楽天モバイル)で約1カ月ぶりの4号ソロを放った。22イニング連続無失点中だった楽天・早川から右翼席へ。4年ぶりの「5番」で復調の兆しを見せる一発に正木、栗原も続く今季初の1試合3発となった。チームは今季2度目の3連敗で初の勝率5割へと後退したが、目を覚ました主砲とともにここから浮上していく。

 うなり声を上げながら振った。完璧に捉えた打球は美しい放物線を描き右翼スタンドに着弾する。6点ビハインドの7回1死走者なし。柳田が一矢報いる4号ソロを放った。

 「しっかりとボールに入り込んでいくことができた。ホームランとなって良かった」

 楽天先発は規定投球回に未到達ながら、試合前の時点で防御率0・93を誇った早川。6回まで0を並べられ、自身の連続無失点を22イニングまで伸ばしていた。そのチェンジアップを仕留めた。4月16日の楽天戦(北九州)以来、およそ1カ月ぶりとなるアーチだった。

 この1カ月、相手バッテリーの厳しい攻めにも苦しんだ。1日の楽天戦では右膝に死球を受けて途中交代し、「骨挫傷」と診断された。4試合の欠場だけで6日の西武戦からスタメン復帰を果たしたが、再び10日のロッテ戦で右膝付近に死球を受けて途中交代。1日の死球の後、右膝をカバーする防具も新調したが、そのやや上に当たる不運もあった。

 5月は出場8試合で打率・227だが、出塁率は・379だ。ここまで開幕から4番で23試合、3番で4試合、1番で3試合と出場してきた中、22年9月6日の楽天戦以来と不慣れな「5番」。この打順での一発は実に19年8月24日ロッテ戦以来7年ぶりだった。

 背番号9が復調するきっかけには最高の一撃だ。試合後、小久保監督も「そうならないといけないでしょう」とハッパをかけた。その上で「今日で(勝率)5割でしょ。ここからどういう戦いをするか。模索中ですけど」と苦しい台所事情も語った。

 昨季は4月の右脛骨(けいこつ)骨挫傷で復帰はシーズン終盤だったが、ポストシーズンでは起爆剤となった。この日も柳田の一発に続き、1軍昇格したばかりの正木が、先制点につながる2回の落球を取り返そうと2者連続アーチ。「打席では何とか自分ができることをしようと思っていました」。さらに栗原が9回に2番手・西垣の152キロを右翼ポールへリーグ単独トップの11号ソロだ。空砲にはなったが、巻き返しの号砲となる今季初1試合3発だった。

 開幕5連勝スタートを切ったが3連敗で貯金はゼロに戻った。リーグ3連覇、日本シリーズ連覇の懸かる小久保ホークスが、再び上昇気流に乗れるかは柳田に懸かっている。
 (木下 大一)

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