「サブちゃん」こと楽天・福山が今季14試合目で初失点 連勝止まり指揮官は「切り替えてまたスタート」

[ 2021年5月20日 22:25 ]

パ・リーグ   楽天1―4日本ハム ( 2021年5月20日    楽天生命パーク )

<楽・日12>8回2死満塁、渡辺諒に適時打を許す福山(撮影・白鳥 佳樹)
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 自慢のリリーフ陣が終盤に崩れ、チームの連勝が3で止まった。1―1の8回。4番手・福山が1安打2四球で1死満塁のピンチを招くと、4番・王柏融に押し出し四球。続く渡辺には2点適時打を浴び、この回3点を失った。開幕から13試合連続で無失点投球を継続していたが、痛恨の今季黒星となった。

 先発・滝中は5回2/3を5安打1失点と粘ったが、打線は今季初めてスタメン起用された田中貴が3回に放った適時二塁打による1得点に終わった。2位・ソフトバンクも敗れたため、ゲーム差なしで首位をキープした。

 以下、試合後の石井監督の一問一答。

 ――試合を振り返って。
 得点をとりきれず、防戦一方になる中で福山は初めて失点したけど、開幕から頑張ってくれていた。切り替えてまた明日からスタートすればいい。

 ――先発の滝中が力投。
 滝中らしい粘りのある投球ができていた。イニングを稼いで最小限の1失点に抑えて、しっかりとした投球をしてくれた。

 ――今季初スタメンの田中貴が活躍した。
 しっかりリードもできていたし、バッティングでも貢献してくれた。勝ち試合を経験できれば良かったけど、いろんなことで彼自身で反省することもあるだろうし、良かったこともあると思うので、次の試合に生かしてほしい。

 ――スタメン起用の狙いは?
 貴也は試合に出ていない時からベンチで声を出して、いつもグラウンドに立っているかのように集中してくれている。このへんで一回、マスクをかぶって投手と試合に出場してほしいなという意味合いがあってスタメンに決めた。

 ――あす21日から敵地でロッテと3連戦。
 変わらず1戦1戦、目の前の試合をゲームメークして、チームとして1点少なくもっていけるような試合を引き続きしていきたい。

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2021年5月20日のニュース