広島に再び激震 誠也、長野ら5選手含む計7人が新型コロナウイルス陽性判定 21日の阪神戦開催は協議中

[ 2021年5月20日 22:55 ]

新型コロナウイルス陽性判定が出た広島・鈴木誠
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 コロナ禍に揺れるカープに、再び激震が走った。

 広島は20日、鈴木誠也外野手(26)、長野久義外野手(36)、大盛穂外野手(24)、石原貴規捕手(23)、羽月隆太郎内野手(21)の選手5人、朝山東洋打撃コーチ(44)、スタッフ1人の計7人が新型コロナ陽性判定を受けたと発表した。

 チームは陽性判定を受けた7人について、管轄保健所の指示に従い、療養に努めるとし、21日のホーム阪神戦の開催はNPBと連携して決める。

 始まりは18日だった。17日に発熱症状のあった菊池涼介内野手(31)がPCR検査を受け、陽性が判明。その結果を受けて、1軍首脳陣、選手、球団スタッフ計74人にPCR検査を実施し、新たに小園海斗内野手(20)、正随優弥外野手(25)の2人も陽性判定を受けた。3人以外は陰性反応だったが、球団は独自の判断で河田雄祐ヘッドコーチ(53)、朝山打撃コーチのコーチ2人、磯村嘉孝捕手(28)、石原、松山竜平外野手(35)、大盛、西川龍馬外野手(26)の選手5人、トレーナー1人を自宅待機とし、「感染拡大防止特例2021」に基づいて選手8人の出場選手登録を抹消することを発表した。

 18日の巨人戦には、森笠繁2軍打撃コーチ(44)がベンチ入り。中村奨成捕手(21)、白浜裕太捕手(35)、三好匠内野手(27)、林晃汰内野手(20)、矢野雅哉内野手(22)、アレハンドロ・メヒア内野手(28)、野間峻祥外野手(28)、宇草孔基外野手(24)を代替指名選手として登録した。

 さらに球団は、坂倉将吾捕手(22)と塹江敦哉投手(24)の2人を、19日巨人戦のベンチ入りメンバーから外す処置を取った。3人の陽性者との接触はないが、懸念される別の事案が判明したため大事を取ったもので、対応に追われた。

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2021年5月20日のニュース