ロッテ猛打の3連勝!藤原逆転V撃、6点奪いここ3戦合計38点 2、3、4番が打撃3部門トップ

[ 2021年4月4日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ6ー5日本ハム ( 2021年4月3日    札幌D )

<日・ロ>7回、逆転の2点適時打を放つ藤原(撮影・高橋茂夫)
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 開幕5連敗を喫したのは、ずいぶんと前のように感じる。ロッテ打線は今季初勝利を飾った1日の楽天戦で16得点と大爆発すると、3日の日本ハム戦も16点を挙げた。3試合連続2桁得点とはならなかったが、1点差の接戦を制し、井口監督は「今日はストライクゾーンが厳しめだったのを、選手たちもよく分かっていた。しっかりと塁に出て、しっかりと点を奪ってくれた」と笑った。

 1―2の7回2死から一挙5点を奪った。鳥谷、田村が連続四球で出塁し、9番・藤原が左前へ逆転の2点適時打。「(左翼手に)捕られそうだったので心配したけど、なんとか落ちてくれてホッとしました」。さらに荻野とマーティンも四死球で、3番・中村奨が「流れに乗って打つことができた」と走者一掃の右中間二塁打をマークした。

 これでチームは3連勝とし、4位タイに浮上。この3試合で打線は計36安打を放ち、計38点を奪った。打撃部門の成績を見ると爽快だ。最近3試合で12打数8安打をマークする中村奨が打率・500。マーティンはここまで3本塁打を放ち、安田も10打点と4番の役割を果たしている。ロッテの2、3、4番打者が主要3部門のトップを独占。いかに攻撃がつながっているかが分かる。

 「もう1点入ってくれれば、楽な展開になったが、昨日までの2試合を大量点で勝っていたので、こういう試合をものにするのが大事」。チームスローガン「この1点を、つかみ取る。」を実践する戦いぶりに、井口監督は納得の表情だった。(横市 勇)

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2021年4月4日のニュース