ソフトB・今宮 1軍合流即マルチ安打で“完全復調”示した 「野球って凄く楽しいなと」

[ 2021年3月3日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク14―2中日 ( 2021年3月2日    ペイペイD )

<ソ・中>2回無死一塁、左前打を放つ今宮(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの今宮健太内野手(29)が2日、中日とのオープン戦に「2番・遊撃」で先発出場し、2安打と活躍した。両ふくらはぎのコンディション不良のため春季キャンプ途中からリハビリ組で調整。この日から1軍に合流し、すぐさま結果を出した。名手の復帰でチームは活気づき、13安打14得点でオープン戦初戦に大勝した。

 今宮が強烈な打球で完全復調を示した。1軍に合流し「2番・遊撃」で即スタメン出場。2回無死一、二塁での第2打席で相手の三遊間が全く動けない左前打を放った。3回1死での第3打席でも左前打。今季初めての実戦でマルチ2安打をマークした。

 「足は今のところ大丈夫。キャンプ序盤から時間をもらって、ここ(2日)に合わせて戻って来られた。結果にこだわって、いい打球も飛んだ」。初回無死二塁での第1打席でも右方向へ鋭いライナーを放った。右翼手の平田の好捕に阻まれたが、この日最も納得した当たりだった。

 両ふくらはぎのコンディション不良で出遅れていた。春季キャンプの第1クールで痛めて、以降はリハビリ組での調整が続いた。昨季も左ふくらはぎ、右足、右肩の故障が相次ぎ、43試合の出場にとどまった。同じことを繰り返すわけにはいかない。工藤監督と小久保ヘッドコーチと面談し、この中日戦に照準を合わせて準備を進めてきた。

 調整過程では2度のシート打撃に参加。打撃の勘を取り戻すだけでなく「徹底して振る量を増やしてきた」という。8月19日のロッテ戦以来となる対外試合出場に、「6カ月ぶりで違う緊張もあったけど、野球って凄く楽しいなと改めて思った一日でした」と野球小僧のように話した。

 オフには減量にも取り組み、切れのいい動きを実感中だ。「自分の好きなものを食べないように。嫌いなもの、おいしくないと感じるもの、栄養のある食事を進めている」。青汁など野菜中心の生活にし、週1回食べていた焼き肉も控えた。昨冬78キロだった体重は75キロになり、「キャンプから体の状態や動きがいい」と手応えを感じてる。

 「今年はフルで1年間、1軍にいる。そこは必ず達成したい。そして、開幕戦でショートを守っていられるように」。今年こそはシーズンを完走し、チームに貢献すると決意は強い。

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