大野豊氏 日本ハム1位・伊藤、縦の変化あればもっと楽に投げられる

[ 2021年3月1日 05:30 ]

練習試合   日本ハム2-8広島 ( 2021年2月28日    名護 )

<日・広>先発し4イニング3失点の伊藤(撮影・沢田 明徳)
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 【大野豊 視点】もう一つ縦の変化が欲しい。それが伊藤の投球を見た印象だ。緩いカーブも投げていたが、基本的に直球とスライダーが軸。スライダーは曲がりも切れも1軍で十分通用するレベルにある。ただ、横の変化が中心の投球となると、この先々厳しくなってくる。フォークのような縦の変化があれば、投球はもっと楽になってくる。

 4回を投げて5安打3失点。松山の2ランもそうだが、失点につながった長打を打たれたのは全て直球だった。直球は速さを感じる一方で、ボールのスピンが少ないのか、捉えられたとき軽さも感じた。直球の精度を上げていくことも必要だろう。その上で内角への意識をもっと高めていけば、外角の変化がより生きてくる。

 結果は3失点。でも、自信をなくすことはない。素材としては素晴らしい。縦の変化と内角への意識。それをクリアしていけば実に楽しみな投手だ。

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